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月日の流れが速いこと。
早いと言えば、休日が終わるのも早い!
そしてどんな休日を過ごしても物足りない。
充実した休みって、どうやって過ごすんだろうか・・・。
今陽だまり書いております。
最終話を何とか土日でと思ったのに、気付けば終わっていない。
困ったものです。
でも2話は書き終わりましたv
もうすぐ麻衣が帰ります。長かった~。
そう言えば、もうすぐ御大の誕生日なんですよね。
1本考えてる話はあるんですが、ふたりがひたすらいちゃついてるってもの。
陽だまりがそれほど甘くないので、その反動だろうか。
まだ書き出していないのですが、(他から見ればきっとたいしたことないけど)自分的に恥ずかしい内容になりそうです。
恐らく19日限定UPとなると思いますので、どんなふたりでもOKと言う方のみご覧下さい。
もしお蔵入りしたらごめんなさい。
ではようやくUPの『陽だまりの唄9』をどうぞ~
陽だまりの唄 9
「な・・・」
二の句が告げられなかった。呆然とする麻衣を置き去りにして楽しそうに話す兄弟は、母親となった麻衣としたいことを指折り数えている。その表情はとても幸せそうで、これが自分に関わることでなければ思わず同じような笑みを浮かべたことだろう。だが残念なことに、麻衣はしっかりと関わっており笑っている場合ではない。
少年たちの会話を聞きながら、麻衣は必死に思考を巡らせた。
彼らの母親になる。それを言葉通りにとるなら、とんでもない展開が目の前にあるということだ。
彼らの父親と自分の関係はそれほど親密なのだろうか。ナルとの間にあるかもしれない幸せを捨ててまで、それを得ようとしているのか。
状況は全くわからないけれど、それが本当ならわかることはただひとつ。
自分は―――未来の麻衣は、ナルを裏切るのだ。
幸せだと語ったナルの微笑が脳裏を掠めた。ドクリと心臓が強く脈打ち、咄嗟に胸元を掴みきつく唇を噛み締めた。
それだけはダメだと思った。家族運に恵まれなかった彼を、家族になった自分が裏切ることは絶対にしたくないし、してはいけない。きっと何かの間違いだ。
―――違うよ
(うん、きっと違うようね)
胸の内に落ちた小さな呟き。誰の声かなど気にすることもなく、麻衣はそれに後押しされるように何度も自分に言い聞かせる。
まずはなにが真実なのか見極めよう。認めたくないが、もし本当なら麻衣は自分を殴ってやると小さな握りこぶしを作り、少年たちの会話に待ったをかけた。
「それってどういうこと?あた・・・麻、ママが君たちのママになるって・・・」
「だって麻衣、パパのこと好きっていってたもん」
亮太の笑顔と言葉に眩暈がした。だが、いやいや待て待てと自分を立て直す。
好きと一言で言ってもいろんな意味がある。仕事仲間とか友人とか異性としてとか、それは亮太の言葉だけでは計れない。
「それに、ぼくたちのことも大好きっていってくれたよ」
ね?と同意を求めるように陽一を見上げると、力強い頷きがひとつ。
「結婚って好きな人同士がするものだろ。だから麻衣は父さんと結婚するべきなんだよ」
ある意味間違いではない。けれど何か微妙にずれている気がするのは気のせいだろうか。
「あのね、結婚って、一度にひとりとしかできないんだよ」
一夫多妻や一妻多夫なんてものがあるようだが、日本では許されていないしイギリスとて同じだろう。
どうやって言い聞かせようかと悩んでいると、そんなことぐらい知っていると陽一が頬を膨らませた。
「だったら離婚すればいいんだよ。母さんはそれで知らないおじさんと出て行った」
それはまたなんと言ってよいやら。麻衣は眉尻を下げてふたりを見る。
「だから麻衣はぼくたちのママになれるんだよ」
なるほどと頷きかけて、麻衣ははたと根本的なことを聞き忘れていることに気付いた。すべきとかなれるとか言っているが。
「ママは君たちのパパと結婚するって言ってるの?」
そここそ重要だろうと恐る恐る尋ねると、ふたりは顔を見合わせ、そして同時に首を振った。
「約束してないの?」
拍子抜けしたように問えば、今度は肯定の頷きが返ってきて思わず口元が綻ぶ。
良かった、未来の自分を殴らなくて済む。麻衣は大きな溜息を付き胸を撫で下ろした。
「でも麻衣は父さんと結婚したほうが幸せなんだ」
「何で?」
「だってパパといる時の麻衣はいつも笑ってるんだ。でもいない時はいつも怒ってる。この間なんて泣いてたんだよ」
「そう、なの?」
いまいち状況がつまめず首を傾げれば、陽一が怒ったような声を上げた。
「お前のパパにいじめられたんだよ」
「へ?ナル?」
「なんかいっつもケンカしてるよ。この間なんて『ナルのばかー』って叫んでここですんごい泣いてた」
「・・・・・・」
「おれたちの父さんは優しくて良いねって。だからオリヴァーは優しくないのって聞いたんだ。そしたら」
「優しくない。大嫌いって言った?」
ふたりがこっくり頷くのを見て、麻衣はあぁ、やっぱりと乾いた笑いを漏らす。
怒っている時に問われれば、十中八九そう返すだろう。
出会って2年。その間にケンカした数はすでに数え切れない。本人に向かって何度嫌いと言葉をぶつけただろう。もっと酷いことも言ったことがある。けれどそうしてぶつかりながらも、いつの間にか仲直りしてきた。それが今も継続されているとは成長のなさに呆れてしまうが、その反面変わらないことが妙に嬉しい。ケンカできるうちはまだ大丈夫、そんな気がした。
だがそんなことはこの子供たちにわかるはずはなく、嫌いならば別れて彼らの父親と一緒になればいいと考えるのは至極当然のことだ。安直だが、それはすべて麻衣を思ってこそのこと。なんとも申し訳ない。
「でも何で麻衣は、あんな嫌な奴と結婚したんだろ」
不可解だと言わんばかりの陽一に、そうだねと思わず同意する。確かにそれは麻衣も聞いてみたい。
しかし子供にまで嫌な奴と言われるナルってどうなのか。
「ナルに会ったことあるの?」
もし子供に向かって悪口雑言を吐いたなら、あとで叱ってやる。そう思ったのだが、陽一はあっさり否定した。
「見たことはあるよ。遠くからだったけど、麻衣とケンカしてた」
「・・・・・・・・・・・・」
またかい、と心の中で突っ込みを入れる。これからは人目のあるところではケンカは控えようかな。
「でもみーんな言ってるよ。おりばーでいびすは優しくないって」
「おれは冷血人間って聞いた。酷いこといっぱい言うし、すんごく人のこと馬鹿にしてる。血も涙もない奴だって」
概ね間違っていない。けれどなぜだろう。胸の内からざわりと言うかむかりと言うか、そんな感情が滲み出てきて気分が悪い。
「自分が悪くても謝らないんだって。ごめんなさいとありがとうを言えない人はさいてーだって、麻衣言ってた」
それは同意見だ。いや、未来の自分が言ったのだから同意も何もないが。
「あいつの後ろにはすっごい人がいるんだって。それでいい気になってるんだよ。あいつの父さんも偉い人だって言うし、きっとそれで威張ってるんだ。いっぱい努力してるおれたちの父さんの方がずっとすごいのに」
「ダメだよ」
続く言葉にストップをかけた声は思いのほか硬く、声を出した麻衣本人も内心動揺する。けれど一度開いた口閉じることはできなかった。
「ナルを知らないくせに、噂だけでそんなこと言わないで」
なぜだか無性に悔しさがこみ上げる。
「だって、みんなが・・・」
「みんなはみんな。自分は自分。悪口を言うなら、きちんとナルを知って。本人を知ってそう思ったんなら仕方ないよ。でもそうじゃないでしょう。ナルは周りが言うほど悪い奴じゃない。ただちょっと不器用で言葉が足りないだけなの。わかりずらいけど優しいとこもちゃんとあるんだ」
8割がたマイナス面でたまーに余計なことべらべら喋るけどと言う本心は隠す。これは彼と関われば残り2割とともに理解するだろうから。
「だからまわりの言葉で、その人の印象を固定しないで」
「でも・・・お前だって言ってただろ」
「な、なにを!?」
「全然遊んでくれないって。家に居たっていつも部屋にこもってて、出てきても話ひとつしてくれない。この間なんて、嫌いなのかなって泣きべそかいてたじゃないか!」
「う・・・」
「でもうちの父さんはすごいんだ」
言葉に詰まった麻衣に勝ち誇ったような笑みを浮かべ、陽一はとうとうと自分の父親の素晴らしさを語リ出した。
ナルの父親らしさはついては、それを知らない麻衣にはフォローできない。知っているのは18歳のナルと、先程の短いやり取りのみ。
父親の記憶がほとんどない麻衣には、父親らしさがどんなものかいまいちわからない。身近な存在としては滝川だが、彼の行動をナルに置き換えるのは不可能だ。考えるだけで寒気がするし怖いすぎる。
彼がもっとわかりやすい優しさを見せる人だったら良かった。そうすればリンやジョン、安原たちを参考にフォローできたのに。あぁ、ジーンでもいいなと麻衣は思う。調査中限定だったが彼はいつだって優しかった。常に手を差し伸べ、悲惨な過去に慄く麻衣をなだめ導いてくれた。そして調査に重要なことを与えてくれる。あの太陽のような笑顔と共に。
(ナルはどちらかと言えば夜―――月のような笑顔かな。いや、明け方かな?)
圧倒的に皮肉の色を含む笑みは多いけれど、純粋な笑顔も極まれに見せてくれることがある。冷たい彫像から温もりある人間へと変わるそれは夜と朝の中間、あの静謐で神秘的な一瞬に似ている。
そして決して冷たいだけの人間ではないとこも似ているかもしれない。
麻衣の境遇に伸ばされた腕。恐怖に捕らわれた麻衣に差し出された一杯の紅茶。霊に対峙した時、常にとは言えないけれど目の前にある広い背中。どれも麻衣に向かって差し出された優しさだ。
(あ、れ?)
麻衣は胸の内に浮かんだ違和感に首を傾げた。今自分は何と考えた?連ねた言葉を反芻する。
ナルの父親らしさ、フォロー、笑顔、優しさ。その優しさの方向性・・・。
麻衣に向けられたナルの優しさ。ではジーンは?彼の優しさも麻衣に向けられてはいたが、すべてがそうだったと言えるだろうか。ジーンは麻衣を通して誰を見ていた?誰のための優しさ?
麻衣はふるふると首を振る。ジーンがナルを思うのは当然だ。だってふたりは特別な兄弟なのだから。その彼に情報を与えるため、チャンネルの合った麻衣を利用するのは尤もなこと。すべてが麻衣に向かってないからと言って怒るのは筋違いだ。けれど。
―――ホウントウニヤサシイノハ、ダレ?
「違うもん!」
頭をフル回転させていた麻衣は、突然の叫びに目を瞬いた。自分は何も言っていない。だが小さな唇から勝手に言葉紡ぎだされ、自分のものではない感情が胸を満たす。先程まで頭を占めていた思考が塗りこめられ、もうどれが自分のものなのかわからない。いろいろと混じったそれに意識を向ければ中で一番強いのは悔しさだろうか。
さすがは「パパ大好きっ子」。ナルを馬鹿にされ我慢できなくて出てきたらしい。
「パパの方がずっとすてきだもん!!」
ナルの子供が父親との事を話すたびに、麻衣の頭の中に映像が浮かぶ。それは彼女が覚えているナルとの思い出。娘の反論を聞きながら次々と浮かぶそれに、麻衣は笑い出した。
あの性格で親なんてできるのかと思っていたが。
(なんだ。しっかりお父さんしてるんじゃない)
どうしよう、おかしすぎる。笑いが止まらない。そしてなぜだか泣きそうだ。
少女の視点と必要部分の抜粋だから、極端にナルの良さが目に付いたけれど、それを抜きにしても十分ナルは父親だった。時折見える3人揃った時の映像は、どこからどう見ても幸せ家族。こんな未来なら悪くない。
喧々諤々とやりあっている3人の声を聞きながら、麻衣はふいに背後に感じた気配に微笑んだ。
「おい、そこの小猿」
不機嫌も露わな低い声。
その声を聞いた瞬間視界がくるりと変わる。陽一に向いていたものが背後見下ろすものとなり、眉間に皺を寄せた漆黒の男が映りこむ。
怒りに燃えていた心が一気に変わった。
「パパv」
歓喜の声と同時に、小さな体は座っていた枝を蹴り男の腕に飛び込んだ。
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行ってきましたv食べられないですが、父の実家へとそのまま直行!!
楽しかったが、父のもあり薄味ありでしたが限界♪
途中、父のもありでしたv食べられないですが限界!
楽しかったが、1個が限界。
*このエントリは、ブログペットの「はる」が書きました。
赤々実って美味しそうでしょう。
甘いのもあり薄味ありでしたが、自分で狩れば何でも良しでした。
楽しかったぁv
食べ放題なんですが、1個が限界。
そうそう食べられないものではないですね。
その桃を手土産に、父の実家へとそのまま直行。
途中、1時間ほど道に迷うというハプニングがありましたが、6時間かかって到着。
昨日今日とお祭りで、久々に田舎の祭りを満喫。
とっても景色のいいとこなんです。
そして大半の親戚ともあってきました。
いとこの子供がえらく大きくなっているのにびっくり。
しかも会って開口一番、
「500円くれ」
と言われた時には、子供が苦手なものでうまく対応できず、思いっきり笑みが引きつってしまった・・・。
その後の態度にも殴ってやりたいと何度思ったことか。
ううう、やっぱ子供は苦手だ。
お墓参りとお祭りの土日を過ごし、明日仕事の私はひとり新幹線で帰ってきました。
あぁ、疲れた~。

