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日々の徒然や更新
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ナルとの会話後編です。
書いてて思うのは、なぜこれで麻衣が気付かないかということ。
鈍いにも程がある。

さぁ、これであとは終わりに向けてまとめていくだけです。

なんかこー、甘いのが欲しいというか、書きたい。
陽だまりのふたりはさ、甘くないじゃない。
なんていうか、物足りない。
だから書いてるとこれでいいのかと、考えちゃいます。
そんなちょこっと凹んでいる時に、いいタイミングでコメント頂き励まされました。

今日コメント下さった方、ありがとうございます。
拍手レスは明日いたしますが、まずはお礼を。


では、「陽だまりの唄5」をどうぞ~


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                 陽だまりの 5


 熱い頬を両手で押さえ、麻衣は俯いた。
 その顔は反則だ。まるでジーンが笑っているかのように見える。
 だが、今麻衣の目の前にいるのは彼ではなく弟のほう。ドキドキと高鳴る胸は、きっとあの老若男女を一撃必殺しかねない笑みのせいだ。決してナルにときめいたわけではない。
 ペシペシと頬を叩きながら動揺する心を静めるために、目の前に置かれたマグカップに手を伸ばした。
 乳白色の液体が揺れる。触れたカップは麻衣の手に適度な温度を伝えた。恐らく最初から熱くはなかったのだろう。これもまた麻衣をというより、子供を気遣ったもの。17歳の自分にはくすぐったいものだ。
 それに口をつけると、隣から手が伸びてきてさりげなくカップの底を支えた。落とすと思ったのだろうか。確かに今の麻衣には陶器のカップは重かった。

「意外と気遣い屋さんだね」
「は?」

 聞こえなかったのだろう。問い返す声を聞かなかった振りしてホットミルクを飲み続けた。
 そして、あっと思い出す。お節介はいけないとは思うが、やはりここは一言言っておくべきだろう。

「あんたさぁ、もうちょっと言葉選んだほうがいいと思うよ」
「なんだ突然」
「あたしは慣れてるから平気だけど、小さな子供にあの言い方はないと思うな」

 訝しげな顔を睨めつけた。

「さっきの廊下での話。ほら、あの、ナルの子供じゃないとかなんとか・・・」

 ごにょごにょと言葉を濁すと、合点がいったのか「あぁ、それか」とナルは頷いた。

「それかって」
「別に問題はない」
「あるよ!あんな詰問するような言い方ひどいよ。もし本当だとしても、言う時期とか状況ってものがあるんじゃない」

 間違っても廊下でしていい話ではないはずだ。

「子供だからって、そんな」
「前に2度ほど同じことがあった」
「・・・え?」
「色彩と容姿が母親似とくれば、妙に勘繰る暇な人間はどこにでもいる」

 ナルの言いたことが分かり、麻衣は自らの髪を一房目の前にかざした。ついで父親の姿を見上げる。
 授業で習った内容を思い出しながら言葉を紡いだ。

「確か黒が優性遺伝子・・・だよね」
「そう。片親が黒遺伝子を持っていれば、生まれた子供にはその色が通常受け継がれる」

 だがこの子の髪の色は茶色だ。二親が茶色の遺伝子を持っているか、片親が劣性遺伝子を持っていなければ生まれない。だがそれは絶対ではなかったはずだ。

「そう。何事にも例外はある。確率が低いだけであって0ではない」
「つまりこの子は」
「正真正銘僕の子」
「言い切れるの?」

 父親は母親ほど親の実感は持てないと聞く。ではナルのこの自分が父親だと言い切る根拠とは。

「アレが二股かけられるほど器用な人間じゃないことは知っているからな。それに浮気されるような適当な愛し方はしていない」

 それを聞いた瞬間、麻衣の顔が音を立てて赤く染まった。にやりと意地悪気な笑みが白い面に浮かぶのが視界に入る。

(ぎゃぁぁぁ。誰ですか、あなた!!)

 麻衣は内心悲鳴を上げながらナルから身を離し、思わずタオルケットを抱きしめた。
 恥ずかしいと言うか、怖いと言うか、寒いと言うか。破滅の言葉を聞いてしまったショックで腕に鳥肌が立った。
 
 いつの間にか麻衣の手から取り上げていたマグカップを、ナルはテーブルの上に置いた。
 肩が僅かに揺れている。からかわれていることに気付き、麻衣はムッと顔を顰めた。これはやり返さねば。

「へ、へぇぇぇ、ナルって意外と愛妻家なんだ」
「よく言われる」
「・・・・・・・・・・・・」

 くそう、これでは嫌味にもならない。

「ナルの奥さんの反応は?」
「一度目は相手に迷惑がかかると怒り狂ってたな。二度目は笑い飛ばしてたが」

 ナルの奥さんはなかなか豪胆らしい。まぁ、こんだけ捻くれまくった男を夫に持つのだから、普通の人のわけがない。

「ナルの奥さんってきっと心広そうだね」
「僕の方が遥かに広いと思うが」
「じゅあ、五十歩百歩夫婦だ」
「・・・・・・」

 嫌そうに顰められた顔には、『心外だ』とはっきりくっきり書かれていた。

「・・・でも、そっかぁ。黒遺伝子じゃないってことは、真砂子じゃないんだ」

 もしかしたら親友が思いを遂げて、と言う展開になっているかもと思っていたのだが。では綾子と言う線もないだろう。なんだかしくりと胸が痛んだが、それを尾首にも出さずナルに笑顔を向ける。

「ね、ナルの奥さんって誰?あたし知ってる人?それともどっかのお嬢様?」

 ナルを落とした強者の女性。やはりそれはとっても気になることで。
 けれどナルはため息を零す。

「だから、教えられないと言っただろう」
「知ってるか知らないかぐらいいいじゃない!名前教えろって言ってる訳じゃないんだしさ」
「ダメだ」
「けちんぼ」

 誰だか特定できないのであれば、過去は変えようがない。それくらい別にいいではないか。
 ケチケチと連呼しながらそっぽを向いていると、頭の上に大きな手の平が乗った。その手がなだめるでもするように、ゆっくりと頭を撫でる。
 その手の優しさの裏に、過去を変えられたくないと言うナルの思いが見えた気がした。ナルは幸せを手に入れたのかもしれない。

「・・・ひとつだけ聞きたいことあるんだけど」
「お前は僕の話を聞いているのか?」
「聞いてる。他のことはもう聞かない。だからこれだけは教えて」

 ひとつ深呼吸して、ナルを見上げる。
 本当は一番に聞きたかったこと。知らないと言われる可能性は高い。でも知っててくれたら嬉しい。そんな気持ちで問いかけた。


「あたしはシアワセですか?」


 ナルは目を瞬き、じっと麻衣の顔を見つめた。
 口角を僅かに上げたナルが「そうだな」とぽつりと呟く。


「僕が知る限りバカみたいに笑っているから、幸せなんじゃないか」


 笑みを含むその答えに麻衣は俯きながら、「バカは余計だい」と小さな拳でナルの腕を叩いた。
 視界が歪んだのはきっと気のせいに違いない。





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思いのほか続いている陽だまりの唄。
あと4、5話かなぁ。
なんだか非常にあっさり終わりそうな流れに面白さを感じない。
ひねりが欲しいなぁ・・・って、考えるのはあたしだけどさ。
ほのぼのではーとふるが一応目標だからいいのか?

長くなりそうだったので、ナルとの会話編は半分でぶつ切りしました。
残り半分は、夜にでもUPしようと思います。

では、『陽だまりの唄4』をご覧下さい。


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          陽だまりの4



「あー、ノド痛」

 丁寧な手つきでおろされたソファの上で、麻衣は細いノドをさすった。

「馬鹿みたいに叫ぶからだ」
「いきなりナルが抱き上げるからだよ」

 赤らんだ頬をぷっくりと膨らませる。

「お前の速度に合わせていたら日が暮れる」
「そんなわけあるかっ!」

 抗議の声は、ナルの大きな背中に跳ね返された。
 自分は谷山麻衣だと告白したあのあと、2つ3つ質問にされたのちこの部屋へと連れ込まれた。ナルの研究室らしい。
 麻衣はぐるりと室内を見回した。
 大きな机の上には2台のパソコンと書籍と書類の山。その机の奥と左手の壁には、天井にまで届く本棚があり、ぎっしりと本が詰まっている。そこに入りきらなかった物は床にうずたかく詰まれ、少し触れただけで雪崩を起こしそうだ。
 麻衣が座るソファは大きな窓の下に置かれていた。そのすみにはファンシーなタオルケットがたたまれている。子供の昼寝用と一目でわかるそれは、この部屋と妙にミスマッチしていて笑えた。どんな顔でナルはこれを置いたのだろうか。
 薄く開かれた窓から草木の香りをのせた風が入り込み、麻衣の髪を揺らす。暑くもなく寒くもない、気持ちよい風にふかふかなソファ。ころりと横に転がれば、寝てしまいそうだ。小さな欠伸を噛み殺すと、すかさず寝るなよと釘刺された。後ろを向いてたはずなのに、目敏い男だ。

「で、信じてくれた?」

 居住まいを正して問うと、ナルは肩を竦めて見せた。

「半分ほど」
「相変わらず疑り深いね」
「慎重なだけですよ、谷山さん」
「認めてんじゃん」
「他に呼びようがないからな」
「はいはい」

 適当に相槌を打つと、鋭い視線を向けられた。こう言う所は、麻衣の知るナルとかわらない。

「でもさ。何なのかな?これ」

 宙に浮いた足を揺らしながら、白い天井を見上げた。それは今の麻衣には高く見える。
 夢のようでいて夢じゃない。リアルすぎる感覚。一向に目が覚めないこの現状。状況から言って未来ととるべきなのだろうか。だが、そんな能力は麻衣にはないはずだ。しかも憑依の状態で、自分の意思で自由に動き回っている。これが明らかに異常なことなのだと麻衣にだってわかる。

「あたしに・・・何かあったのかな」

 だからこんな変化球技ができたのだろうか。
 ぽつりと呟いた瞬間、麻衣の体がぐらりと傾ぐ。隣にナルが座ったためソファが沈んだからだ。すかさず長い腕が麻衣の体を支えた。

「何か思い当たることは?」

 ひたりと向けられた漆黒の双眸を見返しながら、麻衣は首を横に振った。

「それがスコーンっと記憶なくてさ」
「お前はいつもそればかりだな」
「悪かったね!」
「文句を言いたければ、しっかり記憶を持ってこい」
「不可抗力だもん」
「巻き込まれる僕の身にもなれ」

 この粗忽者。
 冷ややかに言い切られ、麻衣は唇を尖らせた。
 ナルも困っているかもしれないが、麻衣とて気持ちは同じだ。なんだかわからない上に、どうしたらいいのかもわからない。ただ、このままナルの子供の中にいる訳にはいかないことだけは、理解している。
 ウーっと唸っていると「さっさと思い出せ」と頭を小突かれた。努力はしているのだ、努力は。

「ねぇ、ここってイギリスだよね。ナルこっち帰ってきてるの?」

 思い出せと言った矢先の話題変換に、ナルの眉が跳ねた。それにへらりと笑ってみせる。
 だって、どんなに考えても記憶は出てこないのだから仕方がないではないか。ならば今ある疑問を解消していった方が、よほど建設的だ。その過程で何か思い出すかも知れない。
 そう言ったら、ナルの眉間に皺が増えた。

「今、日本支部ってどうなってるの?ナルがこっちにいるってことは、閉鎖?ぼーさん達ってどうしてるの?連絡は・・・ナルのことだからしてなさそうだね。ねぇねぇ、みんな元気かな?」

 矢継ぎ早に聞いてみる。だが答えを知っているはずの人物は、まどかが置いていったティーカップを優雅に口へ運んでいた。

「ちょっとー、聞いてる?」
「聞いてる」
「だったら」
「知る必要はない」
「なにそれ」

 わけわかんない。そう言ったら、あからさまに馬鹿にしたような目線を向けられた。

「もしお前が本当に過去の麻衣だと言うのなら、今僕が持つ情報は有害にしかならない」

 ますますわけがわからない。小首を傾げると今度はため息が聞こえた。

「迂闊なお前が、うっかり過去を変えないための情報規制」
「なるほど・・・って、あたしそんなことしないよ!」
「なにがどう影響するかわからないんだ。知らないほうがいい」

 そういうものだろうか。

「過去を変えられると、困る?」
「困るな」

 てっきり無視されるかと思っての駄目元の質問。あっさりと返された答えとその声に、麻衣はハッと傍らを仰ぎ見た。

 ナルは口元に淡い笑みを浮かべたまま、静かに瞳を伏せていた。






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男子バレー


オリンピック出場おめでとーーっ!!


もー、見ていてハラハラでしたよ。
そして決まった瞬間、もらい泣きしそうになりました。
男女とも出場。
快挙ですねv
オリンピックでは面白い試合を期待します。
頑張れ~!!

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甘い物が欲しいよ~

疲れたよ~

今日は忙しすぎて、約12時間飲まず喰わず。
ひたすら机にかじりつき。
お腹すかなかったから苦痛はなかったけど、疲れた・・・。

陽だまり書く気力がない。
しかも内容甘くないーっ!!
心の栄養分、甘々のナル麻衣が欲しいよぅ。


以下拍手レスです。

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>1日 AM11:23 来週の日曜日~の方へ

コメントありがとうございます。
早いものでもうすぐ1年になります。
もっと楽しんでもらえるようなお話書いていきたと思いますので、これからも遊びに来てください。
お待ちしてます。


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瑞貴の「どうなることやら」のまねしてかいてみるね

6月ですね。
更新できなくなりそうなんで、月ですね。
更新できなくなりそうなんで、本日3』をUPしました!

*このエントリは、ブログペットの「はる」が書きました。

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